第一線で活躍されているアニメーターさんのお仕事ぶりをご紹介

アニメの第一線といえば、監督、原画、動画、音響、音声、録画、編集とさまざまな分野があります。アニメーターの第一線といえば、やはり原画、動画といった絵を描いていくお仕事が主な物であり画力を武器に戦っている方たちともいえます。アニメーターには資格は必要ありませんが、アニメ制作会社に絵を認められなければ、何枚描いてもお金は貰えない世界です。これは書いた枚数ではなく、使える絵の枚数こそが重要だからです。第一線で働く方たちは、この1枚の重さを知っています。それは下積み時代から何枚も何枚も書いてきた努力と苦労があったからこそです。今はデジタルでの作画に移行されつつあります。またCGを多用したものもあります。コンピュータなら画力は必要ないと思われる方がいるかもしれませんが、そんなことは一切なく、絵を描くのは人間です。色はコンピュータが付けたようにみえますが、その色を選ぶのは人間です。

アニメーターになるには学校に行く必要はあるのか

アニメーターになるには、資格は必要ないですが、画力は必要です。そして即実践力を求められます。そのため余程自身がある方以外は、アニメーション専門学校または美術系の学校を出てアニメーション会社に就職する方が多いです。また昔は劇団から声優にという方も多かったようですが、同じくアニメーション専門学校を出て声優となっている方もいます。ただどちらも最初は仕事が少なく、給与も安い状態です。ですから貯金を作っておいて、その貯金が尽きる前に一人前になれるよう努力する、という考え方が今でもあるようです。最近では出来高制ではなく、給与制にしている会社もあり、以前よりは職場の改善が進んでいます。このことからもわかるように、アニメの世界が好きで、絵を描くことが好き、アニメの世界を作る事が好きという情熱と努力できる人でなければ、続けることが難しい世界です。

アニメーターに向いている人とはどのような人か

アニメーターが描かなければいけないのは、人間だけではなく、風景も建物も食べ物もあらゆるものを描きます。もちろん架空の生物を描くこともあれば、架空の世界を描くこともあります。しかし根底にあるのは、現実世界の全てです。多くのものを観察し、表現できる能力を必要とされています。もちろん全てが調和しているように描く能力も必要ですし、指示に従って忠実に再現する能力も必要です。これは通常の画家やアーティストと呼ばれる人たちとは、少し違う分野であり、職人の領域でもあります。また毎週放映されるものであれば、期限もあります。正確さとスピードも要求される世界です。運動はしないのに体力の精神力をすり減らす厳しい世界ですが、それでもあきらめられない、辞められないという方こそ、この仕事に向いていると思います。